》ただのボタンの掛け違い?
ある日、後輩と話してた時の出来事
『何か起こる時は私は必ず雨の日やねん』と。私がポツリと言った。
彼女は『踏切の音を聴くと走馬灯のように今までのことが頭の中で巡り巡るんです。悲しくなるというか・・・全てやり直したくなるんです』と。
私の身に起こる時や、変化が起こるのは
決まって雨の日で
全部が全部の雨の日では無いけれど
そういう事が起こる時に
気づいたら必ず雨が降り傘を差している
思い返せば
私があの日死んで、生き返った時も
中学校の時途轍もなくしんどかったあの時も
大失恋したあの理科の授業のあの時も
アンサンブルコンテストのとき 大事なミュートを忘れてしまい、他校から借りて出場したあの時も
大好きな人に似てるからという理由で追いかけずっと高校3年間好きだった先生に泣きながら好きって伝えたあの卒業式の日も
初めて一緒に帰った日も
ご飯行ったあの日も
私のことを好きって言ってくれたあの時も
別れたあの日も
別れてもずっとズルズル引きづっていたあの全ての夜と明け方も
・・・まだまだ思い返せば沢山ある
私と雨は切っても切り離せないんですわ
ところで私はこの人生で
人に何本傘を差し出しただろうか。
数えると嫌になるぐらい差し出したわ
ほな、また